Monday, July 14, 2008

エッセイ スキヤキソング シドニー

シドニーは私にとって、忘れがたい思い出がある、少しほろ苦い。
1995年1月 夫婦で訪問した。 シドニーからシドニー湾沿いに、ちょっと南に行ったところに、ダブルベイと言う小さな町がある。 
列車2駅でサーキュラーキィに出て、そこからサークルラインに乗り換え、ほんの15分程度でシドニーのダウンタウンに出られるため、そこに滞在先を決めたのだ、シドニーの繁華街から離れることで、静かだし、いいホテルが安い。

シドニーの街中でショッピングをしたり、ロックで食事をしたりしていたのだが、ある店で、日本から来たと言うと、地震で大変だねと言われた。 日本の何処で、と聞くと淡路とかいう場所だとのこと。 ああ淡路島かと余り気に留めていなかったのだが、ホテルに戻ってTVを見たらCNNニュースで、神戸の大震災の映像が出ていて、びっくり。
大阪の両親や神戸の友達に電話するが、全く電話が通じない。 東京の自宅に電話しても通じない。
日本への電話が通じない、これは尋常なことではないと、焦る。
 
昨日着いたばかりだが、すぐ帰らなければいけなのかと、とても観光どころの騒ぎではなくなってしまった。 その間にもCNNでは、神戸の状況が刻々と報道され、ますます被害の大きさが判明してきて、特に阪神高速道路が横倒しになっているのを見て、慄然とする。
連絡が取れないため、何とも歯がゆい思いをしていたところ、ようやく東京の留守宅から電話があり、
大阪の両親宅の無事が伝えられ一安心。 だが、神戸には友達も多く、彼らの動静は知る由もなかった。 こんな時期にのんびり海外旅行しているなんて国賊だと後に言われる事になった所以だ。

シドニーは人口400万人、市として認定されたのが1852年で、その頃には流刑植民地の色彩は薄まり、囚人人口は僅か3%以下になっていた。
南半球の大都市に珍しく、鉄道が古くから発達しており、市内観光、郊外への旅行などとても便利である。 郊外からの通勤電車、地下鉄、市内観光のためにはモノレールや路面電車など効率的である。

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