Saturday, August 23, 2008

iphone 使えるようになりました

7月11日からわずか3日で全世界で100万台を売ったiPhoneですが、日本では約7万台だったようです、さらに8月末では、それが40万台と予測されています。

お待たせしました。 7月末にiPhoneを入手してから、3週間の使用感とコメントです。

電 話機能はシンプルで解りやすく、今まで使っていたNTTドコモSO903iより音声がはっきりしていてとても聞きやすいと感じます。 
通話中iPhone を耳に当てていると、画面は自動的に消えています、耳から離すとまた画面が現れる仕組み。 従来の電話で一番困っていたのは、電話しながら携帯の中に入っ ている情報、例えば誰かの電話番号を調べて教える場合など、一度切ってから調べて掛け直していましたが、iPhoneでは通話しながら画面を切り替える (この場合耳からiPhoneを離して、通話を継続する場合はスピーカーにする)ことが出来るので、とても便利。
また、逆に電話番号を聞いて、携帯に記録したい場合も同様に、通話中に可能となります。 勿論、通話をスピーカーに切り替えておけば、iPhoneでサポートされているメモ帳を開いてメモすることも出来ます。

電話帳はドコモ携帯の電話帳を移管するのに相当苦労しました。 NTTドコモの同士で携帯を変更する場合はNTTドコモのお店で電話帳移管をやってくれましたが、ソフトバンクへの移管は、自分でやらねばなりません。 ソ フトバンク店では、NTTドコモの携帯電話帳をソフトバンク社のネット上に移すことまではやってくれます。その先、ソフトバンク社のネットにコピーされた 電話帳を、iPhoneに移すのはPCを介して行います。 多分ExcelのCSVを理解していない人はこの時点でかなりトラブルでしょう。
ソフトバンクのネットに移した電話帳はCSVの形になっています。それをOutlookの電話帳に移してから改めてiPhoneに移管する方 法をとります。 このCSVの段階でデータ項目をoutlookに合わせておかないと後でひどい目に会います。 私はGoogle連絡帳を使っていますの で、二重に苦労しました。 また、NTTの携帯で電話帳をグループ別ファイルにしていたのですが、グループ別ファイルは標準でサポートされていませんので、別途工夫が必要となります。


次 に携帯メールですが、日本の携帯メールにあたるサービスはありません、ソフトバンクが、iPhone用に携帯メールアドレスを作っています (i.softbank.jp) が、これは実際にはインターネットメールです。 携帯でおなじみの絵文字は使えません。 逆に携帯電話番号に送れる SMSが使えますが、iPhone同士のみ使用できます。 メールチャットの感覚です、個人的には好きですが、iPhone同士だけでは意味がありません、日本では、この機能を使ってソフトバンクからの情報提供に使われています。

逆に、従来携帯とPCとで使い分けていたメールはPCのメールにアドレスも、ファイルも、履歴管理も一本化することが出来ます。 携帯のメールにPCへ来たメールも、また携帯から送信したメールも自宅のPC上で見ることができます。 私はGmaiに完全統合することができました。

その他の機能はほとんどコンピュータの機能となります。画面一杯に大きなアイコンが16個表示できますし、自分で機能を追加することができます。(ちなみに16x9=144まで) 順に最初から組み込みになっているアイコンをとりあげます。  
 カレンダー機能: これは従来の携帯カレンダーとは異なり、PCのカレンダーと同期が取れます。どちらか(携帯かPC)で予定が変われば、同期されます。  
 写真: iPhoneで撮った写真のみならず、PC上にある写真をダウンロードして持つことが出来ます。記憶容量が8GBとか16GB有るので容量を気にしないで持ち歩けます。
 カメラ機能: シンプル、単純にシャッターを押して撮るだけです。   
 YouTube: YouTubeに接続して動画を見ることが出来ます、PC上でYouTubeを見るのと全く同じです。  
 株価: 見たい会社を登録することによって最新の株価情報が表示されます。  
 マップ: 機能をオンにするとすぐ、自分が今居る場所を地図上に表示してくれます。 その上で検索機能を使うと今居る場所に近いお店や場所を表示します。 この機能が素晴らしく便利です。 カーナビを想像してください。  
 天気: 場所を入れておくといつでもその場所の天気を1週間単位で表示します。 今は神戸と東京にしています。  
 時計: 時刻の表示ですが、世界の地名を指定すると日本時間と指定した場所の時刻を表示します。アラームやストップウォッチ、タイマーなど使えます。  
 計算機: 画面いっぱいに計算機のキイが出ますので、まさに市販計算機を使っている感覚です。さらに横にすると関数計算機になります。 驚きです。  
 メモ: メモ帳です。 これも画面いっぱい使えますので、通常の小型メモ帳と同等です。  
 設定: いわゆる機能設定用です。 日本でのマナーモードをここでは、機内モードと言ってます。    
 iTune: iPod時代からの音楽の有料ダウンロード画面です。 一曲115円から買えます。  
  App Store: これが一番ユニークでiPhoneの今後の成長を予感できる機能です。 従来の携帯でもゲームや情報を有料でサービスしていましたが、とに かく限られた携帯電話機内の範囲ですから、工夫されていたとは言えこせこせした感じは否めません。 
さらに支払い金額は月額料金でした。 iPhone では無料のものも多く、有料のものも料金は一時払いです。 iPhoneの容量が8、16GBもあるので、自由に普通のPCに近いソフトが提供されていま す。 
さらにソフトは全世界の開発者からのものです。 日本発はまだまだ少ないのですが、これから増えるでしょう。 例えば、英和・和英辞典は2800円 で入手できます。 最近、売られている電子辞典を思えば、ほぼ同じ画面と機能が提供されてこの値段は驚異的です。
他にも、電話帳のグループ化について標準ではないと書きましたが、誰かがこのためのソフトを開発しており、早速購入しアドレス帳のグループ管理も出来ています。

アッ プル本社では7月11日以来一ヶ月で6000万本のソフトウェアがApp Storeからダウンロードされたと発表しています。既にアメリカ音楽・動画マーケットでは全米トップの小売業者となったアップルは、ソフト販売でもトッ プになるのは時間の問題だろうと言われています。 確かにこのApp Storeを眺めていると、欲しいものが次々現われて、つい手が出そうで危険です。

上記で上げた標準アイコンのほかに、基本スイッチというべきアイコンが、一番下に4つ並んでいます。 電話、メール、サファリ、iPodです。
 メールはソフトバンクメールかその他のメールを指定できます、私はGmailをメインに、2番目としてソフトバンクメールにしました。 これはいつでも変更可能です。
  サファリは、インターネットブラウザー(インターネットエクスプローラ、ファイヤーフォックスなど)です。このアイコンからインターネットへのアクセスが出来ます。 PC上のインターネットの画面をそのまま見ることが出来ます。
  iPodは従来のiPod機能そのものです。 iTuneで購入した曲やCDからPC経由で取り込んだ曲を持って歩けます。 そして唯一の物理的キイが一番下に1つだけあり、画面の切り替え、基本メニュー画面にもどる機能となっています、途中の操作で間違ったり、迷ったりするとこれを押すことで、元のスタート画面に戻ることが出来ます。

iPhoneでは携帯電話はおまけの感じで、メインは常にインターネットに接続されたユビキタスなモバイル端末であり、その上に従来のiPOD機能がついていると言うのが、感想です。
例えばネット接続時、自動的に無線回線の3Gか無線LANを検索して効率の良いほう(無線LAN)を選んで接続してくれるなど、携帯端末としての考慮がなされている。

ネットインフラがクラウド・コンピューティングや、Saasなどに進化しつつある今、個々人所有の端末が必要とされる訳ですが、iPhoneは、まさにその「さきがけ」であると思います。
初めて世の中にアップルコンピュータが出た時と同様の衝撃を感じます。 こんな小さなボディーに機能満載、操作性についても、快適なスピードでサクサク動くし、ユーザーフレンドリーな使用感が抜群です。

iPhoneは、ネット社会の未来を確実に提示しています、確かに絵文字の問題などありますが、解決しようとすれば、簡単です(ソフトだから)。解決するのはアップルでなくとも、誰かがやるでしょう。 でも、きっと日本の携帯メーカーではないでしょう。
通 信会社が主導権を持ち、各々の(NTT,Au,softbank)会社の中で仕様を決め、家電メーカーがそれに従ってつくり、ソフトはソフト開発会社が、 コンテンツはコンテンツ会社がと言った日本の携帯電話ビジネスの構造は変わらざるを得ないと思うのですが、そのような動きは今のところ見られません。
 む しろ韓国サムソン辺りが既にiPhone仕様の携帯を発表しています。 その先はグーグルが発表したOS(アンドロイド)搭載端末であろうかと思われま す。

iPhoneは、まだ初期トラブルめいたおかしな動きをすることもありますが、ソフト上のバグと思われます。 ソフトのバージョンアップ(ほとんど毎週)でどんどん解決されているようです。 さらに日本発のゲームやソフトが、App Storeにもっと出てくれば、使い勝手が日々進化する端末となることは間違いがないでしょう。
一番の不満は、電池の持ちが悪く、スクリーン操作主体だと、3時間程度で充電をしなければならないことです。 充電式電池の改良がまずは優先課題でしょう。充電器を常時持参していないと電池が心配で不安になります。 この問題が解決しないと、iPhoneの爆発的な浸透はないと思われます。  

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