Thursday, September 4, 2008

Google Chrome を使ってみました

9月3日、グーグルからマイクロソフトのブラウザーであるIEに対抗した「google chrome」が、発表され直ちにダウンロードできるようになりました。
最近、Windows XPのブラウザー(IE)が重くなって、いらいらして、先月Firefox に乗り換えたばかりでしたので、全面的に乗り換えるのも面倒だなと思っていますが、テスト的にダウンロード
して、使ってみました。
まだすべての機能をテストしたわけではありませんが、そのスピード感はFireFoxを上回るものです。
確かに、IE8とのベンチマーク値比較で6倍早いケースもあると言うのが分かります。 使い勝手はFireFoxの方が細かな所に配慮が行き届いています。 
ただし、FireFoxと同じく、開発をオープン環境にしているので、使い勝手の部分は、世界中のグーグルマニアが手をいれて良くなってゆくのではないでしょうか。

ブラウザーの世界はマイクロソフトが、先駆者であったネットスケープを追いやって、IEを主力にして以来、ほとんど市場を独占状態にしてきました。 その結果IEのブラウザー市場占有率は一時95%を超えていました。 

ところが、やはり競争がないと進歩も遅く、IEはどんどん重くなり、インターネット世界の進歩に追従しきれなくて、FireFoxなどの軽くてさくさく動くブラウザーに人気が集まり始め、昨年はじめには市場占有率85%になり、今年は既に76%を切ったと言われています。
マイクロソフトも危機感を持ち、Windows VistaでIE7を標準装備にしましたが、問題も出て、今年IE8を市場に出して、ユーザー離れを食い止めようとしています。
IE7が市場での評価が定まらない間に、FireFoxの人気が上昇、又今回、グーグルが突然、ブラウザーを発表し、ダウンロード可能にして、インターネットのビッグニュースとなりました。
たった一日で全世界のブラウザー市場占有率の2.74%を取ったとアメリカの調査会社が報告しています。

既に、マイクロソフトオフィスに対抗して、グーグルは無料のGoogle Documentを提供しています。
すべて無料でソフトを提供しており、作成した文書(ワード)、スプレッドシート(エクセル)、プレゼンテーション(パワーポイント)などのデータはすべてネット上におくことが出来るので、パソコンが変わっても、いつでもそのデータを取り出すことが出来、バックアップを取っておく必要もない、など便利な機能により人気が出ています。
マイクロソフトはオフィスソフトで高い料金を取っているのですが、パソコンを購入する際、Windowsとセットで最初からパソコンに入れた形にしてあるので、ユーザーは一体いくらのソフトなのか知らずに買っているのが実情です。
(EUで独禁法に触れて抗争中)
グーグルドキュメントは、ネット上で書類作成、共有が可能。プロジェクトの担当者同士がネットで資料の共同作成、訂正、共有など容易にでき、クラウドコンピューティングの便利さがよく分かります。 私は最近作成する文書はすべてこれを使っています。

今回、無料ブラウザーをグーグルが出した戦略などまだ良く分かりませんが、どんどんマイクロソフトの領域に踏み込んで来ているのは確かでしょう。

アメリカでは、アップルのiPhoneに続き、グーグルの携帯電話も姿を現しており、クラウドコンピューティングがこのような個人の携帯インターネット端末と共に、ネット社会を構成してゆくことは明白であり、マイクロソフトがデファクトスタンダードであった時代が終わりに近づきつつあることを、感じます。
現在のブラウザー、携帯、アプリケーション販売分野は、次の3社の闘いになっています。
MSはブラウザー以外は苦戦です。

          
            ブラウザー    モバイル    アプリケーション
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 グーグル     Chrome      Android    Android market
 アップル      Safari       iPhone             iTunes Store  
 MS                         IE                          Win Mobile       Skymarket   

すべての機能をネット上で可能にするクラウドコンピューティングが、我々の知らない間にどんどん浸透してきているのを実感します。

コミックでの発表内容は(英語)はこちらから
Google Chromeのダウンロードはこちらから


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