Thursday, November 13, 2008

インターネットが寄与した米大統領選

アメリカ大統領選挙はオバマ氏の地すべり的大勝利で終わった。
今回の大統領選では、インターネットが大衆の中にどれほど浸透し、影響があったかが示された歴史に残る戦いであった。
ケネディとニクソンが戦った時にはTVでのディベートで、TV写りがよく歯切れの良いケネディが大衆の人気を得て、勝利をもたらしたと言われており、その後の大統領選でTV討論は、非常に重要な選挙対策となった。大統領選はTV局や広告代理店にとってのドル箱になっている。

今回のオバマ氏の勝利には、インターネットが支えた草の根運動が大きい。
そもそも、ヒラリー・クリントン氏との民主党指名争いでは、当初大口の寄付者が多かったヒラリーが優勢を伝えられていた。 一方オバマ氏は初めから、インターネット上で寄付を募る方法で資金を集めた。 短期では大口寄付者を持つ方が有利だが、長期では小口だが圧倒的多数を持つ方が有利になる。事実ヒラリー氏は後半資金が底をついた。

オバマ陣営のネット戦略は用意周到に準備されていた。 選挙戦のスタート時点から、彼のサイトは完全な形に出来上がっており、フル機能が実装されていたと言う。
支持者同士が容易に集えるように支援する機能、組織つくりを手助けするツールなども準備された。
クレジットカード決済で手軽に寄付が行えたり、ボランティアの参加申し込みも簡単に出来るようにしてあった。 ネットの特徴は大衆に浸透すればするほど、幾何級数的に支持者を増やせることだ。
ネット戦略で好調なスタートを切り、支持者も寄付金も増やしたオバマ氏は10億ドル(1000億円)にも及ぶ寄付金を集めたといわれている。
これは2004年にJohn Kerry氏がネットで集めた金額の12倍もあり、オバマ氏を支援するボランティアは延べ200万人を超えたようだ。彼らが行った選挙運動、投票呼びかけ運動は地上戦でも圧倒的に
マケイン氏を凌駕したのだ。
オバマ氏のネット戦略で効を奏したのは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)である。
従来のネットによる選挙運動は基本的にはメールであったが、オバマ氏はSNSを取り込み、特にfacebookは大学生をはじめとする若者に人気が高く、従来のメールによるサイトへの誘導とは段違いの有効さを示した。

ちなみにSNSとは、 友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは「友人の友人」といったつながりを通じて新 たな人間関係を構築する場を提供する、会員制のサービスのこと。
人のつながりを重視して「既存の参加者からの招待がないと参加できない」というシステムに なっているサービスが多い

人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のネットワークを広げるツールであって、仲間意識を中心にすえたメーリングシステムといえる。

1 comment:

Anonymous said...

Not only Obama's election office, Staff are young IT based brain peoples but very carefuly conducted for 2 years, Another thing is after 8 years of increasingly unpopular Republican rule, near collapse of Nation's financial markets in September, It made voter's decisions inevitable.