Tuesday, May 26, 2009

「オープンソースでプロジェクトを」その後


梅田望夫さんの本「シリコンバレーから将棋を観る」の英訳プロジェクトがオープンソース手法で、ボランティア達が進めていることを、紹介しましたが、その後どうなったかを報告します。
5月25日付 産経新聞1面にウェブ立志論と言うテーマで梅田望夫さんがこのプロジェクトを紹介していますのでご覧になった方もおられるでしょう。
4月25日に本が出版され、翻訳自由でウェブ上にアップするのもOK宣言が出ました。
4月29日ボランティアが英訳をオープンソース手法でやろうと呼びかけがなされ、わずか1日で10人以上のメンバーが集まった。
5月5日、この本の英訳(第1版)が完成しブログ上に紹介された。 英訳内容はこちらから
さらにボランティアでフランス語翻訳プロジェクトチームも編成されこちらもチームで翻訳が進んでいる。
仏訳内容(中途)はこちらから
この2ヶ国語翻訳プロジェクトだけでも脅威的なのに、フランス語翻訳チームを立ち上げたボランティアの行動力はすごくて、彼は世界の日本大使館や各国の将棋愛好会などにメールでこのプロジェクトを紹介し、各国語による翻訳を働きかけたのだ。
確かに、日本語から各国語への翻訳は世界の日本語人口から見て数は限られるが、一旦英語になったら、そこからの各国語翻訳は可能性が拡大するのは容易に理解できる。
結果、現在進行中の各国語プロジェクトは次のようになっている。
スペイン語、ポーランド語、韓国語が正式にプロジェクトとして発足、活動がスタート。
さらに、メールを受け取った大使館や将棋愛好家などが、自分は翻訳はできないが、自らのブログにこのプロジェクトを紹介し、英訳された内容をアップして、自国語への翻訳を呼びかけているのが、
ポルトガル、ハンガリー、マレーシア、スエーデン、オランダ等である。
この先、このプロジェクトがどれくらいの広がりを見せるのか、とても興味がある。

このスピード、効率の良さ、スキルレベルの高さなど、利益を追求する企業レベルのプロジェクトをはるかに上回っている。 企業内でプロジェクトに配属されるケースでは、本当はやりたくないのだけど仕事だからやるスタイルが、多いだろう。 やりたいことを、やりたいようにしていいと任されるような僥倖はめったにないはずだ。
このオープンソースプロジェクトの進み方を見ていると、お金にならなくても、やりたいことを自由にやって良い場合、人はすごいことが出来ることを実感できる、しかも人種、国籍、年齢を超えて。

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