Monday, June 14, 2010

自炊する


本の背表紙を切り取って、本文をスキャン、データ化して電子書籍として扱えるようにすることを「自炊」と呼ぶらしい。

そのためのスキャナーとして富士通ScanSnapシリーズが100万台を超えるヒット商品となり、本の背表紙から本体を切り離す、プラス裁断機PK513-Lも大ヒットしている。
私もこの2つを購入すべきかどうか迷っている最中だが、最終的にはきっと買うだろう、なにせiPhone4も明日から予約開始だし、iPadは既に出まわっているのだから。 ちなみに先日、通っているジムの休憩室で私より高齢と思われるおじさん(お爺さんか?)がiPadで動画をみているのを発見、感動した。
iPadはソフトウェアーのバージョンが上がれば買うと決めているし、iPhone4も明日予約する。

しかし、日本語電子書籍化の動きはとても鈍いので、ハードウェアーを手に入れても、やはり「自炊」することが必要だろう。

「自炊」は音楽の世界では普通になっている。レンタルCDを借りてきて、それをPCに取り込むのはごく当たり前のことだ。 いや音楽ではそれさえ時代遅れで、CDなどレンタルしないで欲しい曲単位でダウンロードするのが普通になっている。

音楽がネットで自由に、合法的に今のような姿になるまでには、ナップスターのようなダウロードサイトが出来、世界中のCDが無料で共有され、津波のように波及した結果、著作権問題を引き起こし、結局インターネットから有料で提供される体制と仕組みができると言う過程があった。

「自炊」は書籍が全く同じ過程を進んでいることを示している。 漫画本の世界では出版とほぼ同時に、誰かが「自炊」してそれをネットで流通させているらしい。
そのコンテンツを翻訳してネットに載せ、世界中からファンを集めている。これを「スキャンレーション」と言う、多分Scan and translationの略だろうか。
日米の漫画出版42社がスキャンレーションサイトに対し、法的措置を取ると発表した。既に司法省やFBIにも資料を提供しているようだ。

日本の出版社や書籍販売卸業者など音楽のデジタル化過程という教訓があるのに、動きが鈍く有効な手を打てていないように思われる。

だって、「自炊」と言うのは次のような作業なのです。

データー>印刷ー>製本ー>輸送ー>販売|
データ<ースキャン<ー裁断<ー購入

誰が見ても、データを売れば済む話ですよね。

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