Wednesday, January 5, 2011

iPad はノートパソコンの代替になるか

昨年9月、iPadによるノートパソコン代替が可能かを検証すると言って、そのままになっている。
iPadをノートパソコンの代わりに持ち歩いて半年が過ぎたので、一応のコメントを纏めておきたい。iPadを入手してすぐ、持ち歩いていたノートパソコンを手放し、出張や旅行にはWiFi付きiPadを持参してきた。
初めの頃はパソコンのオペレーションをiPadでやろうとして、操作が全く異なることが多すぎ、「やっぱりだめじゃん」と思っていた。でもノートパソコンが無いので、iPadを使い続けるしかなく、慣れるまで時間をかけてきたつもりだ。最近では、むしろ自宅のデスクトップPCのオペレーションの方が面倒になってきている。
iPadの操作の基本を理解していないと、何時まで経ってもWindowsOSの束縛から逃れられない。私のiPadでは、全くWindowsOSの影を感じない。
ちょうど、携帯電話を使うときにWindowsを気にしないのと同じだ。
まず気になるのは、ファイルである。PCならCドライブに必要なファイルを作って(マイドキュメントやフォト、ビデオ)更新したり、追加したりする、全ては自らのPC上に存在する。
iPadではPCのCドライブファイルの考え方はない(ファイル用DBソフトのパッケージを買えば可能)。私は極力、ファイルをクラウド化しており、ファイル構造は次図の通りになっている。
左端がデータソース、写真、動画、楽曲、自炊した書籍及び電子書籍、それから通常のドキュメント(ワード、エクセルなど)を示している。
iPadはPCを介してデータやプログラムを取り込むので、母艦PCは必ず必要、私はデスクトップを使っている。iPadは母艦PCのiTune経由でソフトの更新が行われ,購入する楽曲やソフトパッケージは、すべてこのPCを経由してiPadに取り込まれる。

本を自炊して取り込んだPDFファイルや、あらゆるPC上のドキュメントデータは、PCを経由してクラウド上にあるDropBoxに取り込まれている。しかもDropBox上のデータはPC上のCドライブと完全に同期しているので、常に自宅のPCデータを取り出すのと同じである。
DropBoxは無料で2GB、有料で50GB以上に増やすことができる。
現在、PDF化された本およそ1000冊、あらゆるPC上のドキュメント、を含めてまだ11GB程度の使用状況だ。
iPadを本格的に利用するなら、クラウドを徹底利用しないとその良さが出てこないと思う。クラウドにデータがあれば、ネットで何時でも取り出すことが出来る。iPad上に常に使うデータを多量に持っている必要はない。
しょっちゅう使うPC上のブックマークや、定期的に読んでいるブログURLなどもクラウドにあれば、まるで自宅のデスクトップを使う要領でiPadからアクセスが可能だ。
スマートフォン(iPhone)を使う感覚で手軽に、しかも全機能をサクサク使えるのは実にセクシーだ。

本は100%iPadで読む、写真も同じ。TVから録画した映画やTV番組も本と同じようにクラウドに置きたいと思っている。
これができれば、あらゆる情報ソースをiPadから得ることになる。
だが、デジタル放送になってコピー制限機構が録画装置についているので、大変難しく、悪戦苦闘中だ。 どなたか、CPRMを外すやり方を伝授してくれませんか。

あと、クラウドサービスでiPadを使うのに必須なのは、ネットメール(Gmail,Yahooメールなど)、ネット情報を簡単に記録して置ける
Evernote、ブックマークをクラウド化するXmark、マクロソフトOfficeに相当するGoogleDocs、スケジュールのクラウド化にGoogleカレンダーなどなど色々ある。

最後に、iPadで不満なこと、
1.必ず母艦PCが必要で、iTune経由でないとソフト更新や新規パッケージを入れられないこと。
2.iTuneがクラウド化されていないこと。楽曲をApple iTuneに委ねたことが失敗、楽曲購入時にMPEGにしておけば、iTuneに依存しなくとも良かったのに。
だから本の自炊は、将来どこのメーカーのマシンであっても使えるPDFにしたし、動画もMPEG4にしている。
3.iPadからWindowsOfficeが使えない(Dropboxで見ることはできるが訂正したり、作成は出来ない) アップル社のOffice(有料)ならできる。

iPadの成功を見て各社が、いろんな新しいタブレットPCを開発・販売しはじめた。個人的にはアンドロイドOS、あるいはGoogleChromeを搭載したタブレットに期待している。それまでにあらゆる分野をクラウド化しておく必要がある。



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