Monday, August 4, 2014

エジプトの女王と女神展


首飾り
上野の東京都美術館で9月23日まで、メトロポリタン・ミュージアム所蔵のエジプトコレクション200点が展示される「女王と女神」展が開催されている。
アメリカ、ニューヨーク・メトロポリタン美術館のエジプト美術はその充実度は有名で、何度か足を運んでいる。
 今回の東京都美術館での展示は、「女性」をテーマに展示物がセレクトされており、見ていて綺麗だし、小品が多く楽しい展覧会となっている。
エジプト美術と言えば、何度も日本にやってきたツタンカーメンとか、装飾棺、ミイラ、石像などを思い浮かべる。
ハトシェプスト女王
ルーブルのエジプト館にも訪れたが、所蔵品が大きくて、多くて、圧倒されて、特別の興味がない限りまあ、一度見たらいいかと言う気になる。
女神レリーフ 繊細で美しい
正直、エジプト美術でメトロポリタンからの展示物なので、そんなに期待しないで、ただ「女王と女神」展と銘打っているのが面白いかなと思って、行ってみた。古代エジプトで3人しか存在しなかった女性ファラオのうち、最も重要と言われている女王「ハトシェプスト」を中心にしたもので、彼女にまつわる品、彫像、レリーフ、化粧道具、豪華なアクセサリーなど、日本初公開らしい。いつも思うことだけど、古代エジプト文字ヒエログリフが読めれば面白いだろう、象形文字だから中国古代漢字や金石文字、甲骨文字などと共通性がないのかな。石像やレリーフには必ずヒエログリフで説明が書いてあり、それに拠ってその石像の主が誰なのか、なぜ作られたのかなどが分かる訳で読めれば面白いはず。
モダンな牛の像
今回の展示物では、女王「ハトシェプスト」の像をはじめとして、彼女に関連する品々が出品されているのだが、いずれも繊細で美しい。
紀元前15世紀の発掘物にもかかわらず、むしろモダンでスッキリしたデザインに驚かされる。黙って出されればこれが今から3400年も前のものだとは気が付かないだろう。そしてレリーフの繊細な細やかさは見事で美しい。
ちなみに紀元前15世紀は、中国では殷王朝、日本では縄文時代後期の大型貝塚
でぼつぼつ定住が始まり、磨製石器が始まった頃だ。
今更だが、エジプト文明の凄さをつくづくと感じる。
王女の姿を象嵌した瓶





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