Wednesday, November 19, 2014

フェルメールの追っかけ フリック・コレクション NY

(青いターバンの少女)
フェルメールが好きで、彼の作品が来日すれば必ず見にゆく。海外に出て、現地の美術館にフェルメールがあれば訪問する。
(聖プラクセディス)
フェルメールは寡作で、生涯(1632-1675)にわずか37点の絵画しか残していない。しかし、そのいずれも一度見たら人を虜にさせる魅力がある。初めてフェルメールを見たのは、2000年7月、大阪市立美術館に「フェルメールとその時代」展がやって来た時だ。
有名な「青いターバンの少女」(ハーグ、マウリッツハイツ美術館)をはじめ、「聖プラクセディス」
(リュートを弾く女)
(個人所有だったが、今年7月オークションで10億円を超す価格で売られた)、「リュートを調弦する女」(NY,メトロポリタン)、「天秤を持つ女」(ワシントン、ナショナルギャラリー)、「地理学者」(ドイツ、フランクフルト美術館)の5点が一度に展示された。
(天秤を持つ女)
特に「青いターバンの少女」は超人気。連日この絵の前には人が溢れ、見えない状況が続いたため、2度行ったこと、亡くなった父を誘って二人で初めて美術館へ行ったことなどを覚えている。

フェルメールの作品は数が少ないのに加えて、世界中
(地理学者)
に拡散している。
その分布は、ドイツ・ベルリン2点、ドレスデン2点、ブラウンシュバイク1点、オーストリア・ウィーン1点、オランダ・デルフト1点、アムステルダム3点、ハーグ3点、ロッテルダム3点、イギリス・ロンドン4点、エジンバラ1点、ダブリン1点、フランス・パリ2点、アメリカ・ワシントン3点、フィラデルフィア1点、ニューヨーク7点、不明2点 となっている。多分生涯かけても全点の追っかけは不可能だろうが、現在誰かに売られた聖プラクセディスに対面したことがあるのは、奇跡。

しかし、日本人のフェルメール好きが幸いして、各美術館所有のものは、大抵一度は日本に来て展覧会が開かれている。
(小路)
今回、ニューヨーク・フリック・コレクションで3点見たのだが、フリック・コレクションはUSスティールの創始者ヘンリー・クレイ・フリックによって収集された作品を展示する個人邸宅美術館である。作品は外部に貸し出さないので有名、ここに来ないと会えない作品ばかりだ。
さらに、NYでは、メトロポリタンに4点あり、同時に7点も見ることができて、幸せだったし、豪華で贅沢な気分を味わった。



世界で最も美しいと言われた風景画(デルフトの眺望)





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