Tuesday, April 5, 2016

司馬遼太郎 街道をゆくシリーズ自炊


第1巻

司馬遼太郎が好きで、司馬史観の信奉者でもある。昔、司馬遼太郎が週刊朝日に連載していた「街道をゆく」シリーズは、1992年に亡くなるまで、25年間1147回連載された。取材した街道数72,原稿用紙1万8千枚に及ぶと言われる。しかもこの「街道」は日本国内にとどまらず、アイルランド、オランダ、モンゴル、中国、韓国、台湾などの海外各地に及ぶ。題字は棟方志功、挿絵は須田剋太、桑野博利、安野光雅と言う豪華さ。オランダ紀行の時は須田剋太が病気のため同道できなかったので、司馬遼太郎自らが挿絵を描いている。
オランダ紀行
朝日新聞社発行の単行本は、全43冊にまとめられており、別冊、人名・地名録が出版されているので、これを含めると44冊となる。
第1巻は1971年9月25日に第1刷が発行され、価格は480円、絶筆となった第43巻「濃尾三州記」は1996年11月1日に第1刷発行で価格1000円である。まさに司馬遼太郎の珠玉の名著と言える。
私はサラリーマン時代、週刊朝日で、
時に単行本を図書館から借りて読んだり、何冊か購入したりしていたが、全巻は、読みきれていない。

今、ヤフーオークションや、ブックオフのまとめ買いサイトなどが、このような人気の本をまとめて競売にかけるのが流行っている。
昨年9月、1968年11月からまだ続いている劇画の元祖とも言われるゴルゴ13をオークションでセリ落とし175冊を、まとめて購入することに成功した。175冊を数ヶ月かけて全巻自炊し、デジタル化を完成させた。iPadに10冊ずつダウンロードし、出かける時のスキマ時間で読み進めている。

今回、ヤフーオークションにて、この「街道をゆく」全43巻プラス別冊地名・人名録を、16000円で競り落とすことができた。実に1冊あたり363円ちょっとで購入できた計算になるが、金額よりも全巻が一度に揃ったことの方が嬉しい。
しかし、読むのはなかなか大変だ、単なる紀行ではなく、日本民族の源流をたどり、風土と人々の生活の関わりから、日本の行く末を見定める内容になっており、いわば司馬史観のライフワークとなっている。
膨大な資料と、蓄積された深い見識に基づいた作品なので、内容が濃い。歯ごたえ十分で、読みこなすのに時間がかかる。
そこがまた面白い。

全巻(44冊)揃った




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